こんにちは。Interior工房Kazbia(カズビア)のKAZUYAです(^^)
現役サラリーマンをしながら木工職人を趣味でやっています(^^)/
そんな私がハンドメイド家具を販売する際に利用しているフリマアプリ。今回もそのフリマアプリに商品を出品する際、「フリマ販売でオーダーを受け付ける際の注意ポイント」を私の実体験をもとにご紹介していきたいと思います。
「0からの経験」シリーズで、初めてでも超簡単にフリマアプリで家具を売る方法を何回かに分けてお伝えしていきます。
今回はNo,5となります。以下の4項目でお伝えしていきますよっ。少しでもお役に立てたら嬉しいです(^^)
1、オーダーを受け付けると良い理由
商品を出品すると、デフォルトサイズで購入していただける方ももちろんいらっしゃいますが、中にはサイズ変更や希望の家具オーダーをコメントでいただくことがあります。
そういった場合は、積極的に要望に応えるようにしましょう(^^)
サイズオーダーに応えることで
1、購入されやすくなる
2、利益率が上がる
以上がオーダーを受け付けると良い主な理由になります。
このサイズだったら購入したいという購入意欲を持ってコメントいただけることがほとんどですので、希望に叶えてあげることで購入される確率は一段とアップします。
私もサイズオーダーがあった際は積極的に応えるようにしています(^^)
利益率につきましては下記で詳しく説明致しますね。
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2、材料増し、材料減を計算する
サイズオーダーによっては、あなたの出品した家具のサイズより大きくなる場合と小さくなる場合があります。
大きくなる場合の材料増しの計算と、小さくなる場合の材料減の計算は違うということをここでは知っておいてくださいね。
シンプルですが、一見難しいので詳しくご説明します。
例)
商品価格9,000円の商品を出品 サイズオーダーにより、原価1本250円の板材が増える又は減る場合
まずは、原価250円の板材が1本増える場合は、私の場合は最低+1,000円(送料が変わらない場合)と決めていますので、商品価格が10,000円になります。
材料代250円に対して1,000円増しとは、一見ぼったくり?💦の様に見えるかもしれませんが、材料が1本増えると、加工や塗装、組み立ての手間も同じように増えます。私は逆に安いくらいと思えていますので、加工の手間によってはもっと上乗せすることもあります。ハンドメイドは、手間と時間をかけて世界に一つの一点物をつくるという醍醐味があります。自信を持って下さいね(^^)
問題は、逆に材料が減る場合です。
原価250円の板材が1本減る場合、同じような計算で単純に-1,000円と考えがちですが、これは誤りです・・・
なぜか、それは利益率が大幅に下がってしまうからです。
詳しく見ていきましょう!上記例を表にしてみるとわかりやすいです(^^)
-1,000円とした場合 | デフォルト | +1,000円とした場合 | |
商品価格 | 8,000円 | 9,000円 | 10,000円 |
材料費用 | 1,250円 | 1,500円 | 1,750円 |
送料・梱包費 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
利益 | 4,750円 | 5,500円 | 6,250円 |
利益率 | 59,3% | 61,9% | 62,5% |
どうでしょうか。デフォルトで出品した価格に比べて、250円1本の材料増しで+1,000円として計算すると、利益率は約0,6%上がるのに対し、逆に250円1本の材料減を同じ要領で-1,000円として計算すると、利益率は約2,6%下がってしまいます。ここがミソなんです!
利益率は、あなたの商品の価値であり、購入者の満足度の度合いに比例します。
だとしたら、材料減になった場合はどうすればいいか?簡単です!デフォルトの価格の利益率を維持した価格を提示してあげるのです(^^)/
今度は改善案の表を見てみましょう。
-500円とする | デフォルト | +1,000円 | |
商品価格 | 8,500円 | 9,000円 | 10,000円 |
材料費用 | 1,250円 | 1,500円 | 1,750円 |
送料・梱包費 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
利益 | 5,250円 | 5,500円 | 6,250円 |
利益率 | 61.7% | 61,9% | 62,5% |
250円1本の材料減で、-1,000円ではなく、-500円とすることで、デフォルト商品価格の利益率から僅か0,2%減にとどまることができます。
以上のことから下記にまとめてみました。
ポイント
- 商品の材料代を把握する
- デフォルトの商品の利益及び利益率を把握する
- サイズ減になる場合は、デフォルト商品の利益率を下げない
こういったことを踏まえてサイズオーダーに対応しましょう!(^^)/
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3、送料増しを計算する
次は、サイズオーダーによって生じる送料計算についてです。
フリマサイトでは基本、梱包サイズで160㎝以内(横幅+奥行+高さ)となるように家具のサイズを考えます。これは、各フリマサイトで送料込み(出品者負担)とした場合に全国一律価格で発送ができるからです(^^)
出品者にとっても、購入者にとっても有り難いサービスですので、非常に助かります♪
私の場合は脚の部分を組み立て式にさせていただき、分解して発送する商品がほとんどですので、デフォルトサイズでは送料込みでご提供するようにしております。
どうしても組み立て式では無く完成品として発送する場合は、梱包サイズで3辺の合計160㎝以内に収めるように考えてみましょう。
例)横幅75㎝、奥行45㎝、高さ35㎝の合計で155㎝+梱包材の厚み+3㎝=158㎝
各フリマサイトのサイズ別送料については、以下の通りとなります。
メルカリ
らくらくメルカリ便(宅急便)
ゆうゆうメルカリ便(郵便局)
ラクマ
かんたんラクマパック(宅急便)
かんたんラクマパック(日本郵便)
PayPayフリマ
ヤフネコパック(宅急便)
発送できない条件は厳しめです
※PayPayフリマは、3辺の合計160㎝を超えるサイズはそもそも取引ができませんので注意が必要です。
メルカリ、ラクマは3辺の合計160㎝を超える商品の取引も可能です。しかし、コメント欄にてオーダー希望のサイズが3辺の合計160㎝を超えてしまう場合は、サイト内での発送選択は上記以外となりますので、追加送料が必要となります
追加送料は、ヤマト運輸や佐川急便などサイズ別送料を把握する必要が出てきますので、次回では160㎝を超える商品の取引についてご説明したいと思います。
4、価格を決める
オーダーによっては、以上の材料増しや材料減を考慮し、価格を設定しましょう。
コメントでサイズオーダーがあった場合、うかつに金額を決めずに利益率をしっかり確保した金額を算出し、コメントにてご提示してあげます。
双方合意となった場合は、コメントが来た商品の内容を「編集」から変更します。変更するのは、
- サイズ
- 価格
です。もしカラーオーダーもあったときは、その内容も変更しましょうね。
それでは次回「3辺の合計160㎝を超える商品の取引方法」について解りやすくご説明させていただきます。
また次回をお楽しみに(^^)/
interior工房kazbia
秋田から全国へ。現役サラリーマンが家具を製作・販売しています。
私もはじめ何もわからなかった家具作りや販売ノウハウついて、私の今に至る実体験をもとにたくさんお伝えしていきます。
少しでも皆様のお役に立つことができたら嬉しいです。
プロフィールも是非ご覧ください(^^)
次の講座<【販売編6】フリマ販売でオーダーによる3辺の合計160㎝を超えるサイズの取引方法
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【0からの経験/販売編1】ハンドメイドで作った家具をフリマアプリで販売するポイント【私の実体験から】
【0からの経験/販売編2】フリマアプリの選び方【私の実体験から】
【0からの経験/販売編3】必ず売れる出品方法1/2【私の実体験から】
【0からの経験/販売編3】必ず売れる出品方法2/2【私の実体験から】
【0からの経験/販売編4】フリマ販売でトラブルの無い受注制作にするポイント【私の実体験から】